FC2ブログ
<<01  2020,02/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29  03>>
「スキンシップの機会です」
去年の6月、浜田家をおそった衝撃の事件をお伝えします。

-------------------------------------

なかったことにしたいことはたくさんあるけれど、
本当に「なかったこと」にしてしまったのは、初めてだ。たとえ半日でも。

観音開きで開けた扉を、封印するかのように閉めなおしちゃった。
どきどき。
まさか。どうして。いや。でも。うそ。信じられない。
あの物体は……

耳の上で、二つに分けて結ぶはずだったコツメの髪の分け目を
大急ぎでもどし、上からときおろして中央で一つにしばる。硬く。強く。
うつむいて、髪ができあがるのを待っているM字型の無防備なうなじ。
自分の頭で起こっていることを知らない、罪なきうなじ。
知っているのは、おかあさんだけよ。

「見なかったこと!」 バタン!

いや、見てしまったけど。
処置する時間がない!
学校も仕事も休めない!
ごめんなさい! 夕方まで!
どうしよう。どうしうよう。どうしよう。どうしよう。

「行ってらっしゃーい! アタマ振りまわしたら、あかんよ~!」
「行ってきまーす!」 ランドセルが揺れながら玄関から消える。
実際は、どんなにアタマを振っても落ちないんだけど。はぁぁ……

いつもどおりの朝だった。
髪をとかし、二つに分け、ゴムでまとめようと、髪をすきあげたとき、
(?)
根元に、粉のようなものが。
気のせい? 
顔を近づける。
(フケ?)(皮膚がはがれた粉?)
指ではらう。
(!)
取れないぃぃぃぃ(!)
さらに目を近づける。
(斜め? 斜めに付いている? なんで?)
(もしや……)
先日の、学校からの保健便りに載っていたイラストがフラッシュバックする。
注意事項が点滅する。

まさか、うそ、なんで、いつ、一昨日はなかったのに! 
げ、取れない、どうしたらいいの?

手にしたブラシで、ほかの部分も、かきわけてみる。
一見、フケのように(!)、 
もしくは、乾燥してはがれた頭皮の粉のように(!!)、
髪のすきまにちらばっている白い粉。
不吉な予感。手ぐしではらう。
(取れない!!!)
がーん。

ひょえー。たぶんこれは「○○○○○○」
見たことないけど、「○○○○○○」
いや、絶対「○○○○○○」

薬もないし、外は雨。シーツも洗えない。布団も干せない。登校時間や出勤時間もせまっている。
今は、どうにもできないやんーーーっ。 くー。
とにかく、勝負は帰宅後だと思い、アタマのコナコナを隠すように、
髪の毛を引き寄せ、根元で一つにしばり(できれば、お団子ヘアにしたいくらいだー!)、
登校させたのでした。
「なかったこと」にして。はー。

それにしても……、多すぎる。
なぜ、今まで気づかなかったのだろう? うーーー。なんでなんで!?

○ ○ ○ ○ ○ ○ !

こんな単語、普通の人は聞いたこともないにちがいない。 
私だって、そう。数年前、保育園からのおたよりを見て
(は? 戦後まもなくの日本ならまだしも、今・現在、大阪で? 
未開の土地じゃあるまいし、信じられない! 時代錯誤もはなはだしい!)って、
思っていたし! 

この現代社会に「○○○?」と、びっくりしたし!
(6個の○は、アタマジラミ 3個の○は、シラミ の文字が入る)

保育園では乗り切ったのに、なぜに、今、小学生になって。しかも、女の子なのに。
「警鐘」が鳴り響いている。
二人目出産後、体力や気力は、二次関数曲線なみの衰え。
しんどさを言い訳に、確認や仕上げを怠っていた。
嬉々として子どもと向かいあい、育児ハウツー本以上に関わっていた
リクのときのバイタリティはどこへやら。
気負いや気合やプライドは、よくもわるくも肩から抜け落ち、
コツメに手がかからないのをいいことに、手抜き三昧。
それこそ、見えないことは、「なかったこと」だった。

自立と言えば聞こえはいいけど、あとのフォローが足りなかった。
小学1年生の子にしては、放任しすぎだった。
その「ツケ」だと思った。「戒め」だと思った。「報い」といえばいいのか。ふー。
なってしまったものは仕方ない。専用のシャンプーを買って、クシで卵を取って、ケアしてやろう。

と、軽く考えていた。職場でデスクに向かいながら。

ところが、そんなに、生易しいものでは、なかった。○○○○○○は。

【卵は根元付近に付着するので、髪を切る必要はありません】と、HPには書いてある。
しかし、長いと、くしの目が通らないし、もつれて痛い。シャンプーもしづらい。
○○○○○○の生息地が増える。
切らなければいけない。
背中の中ほどまであり、ずっと、切るのを嫌がっている長い髪なのに、
どうやって納得させようか。卵を見せる? HPの怖い写真を見せる? 

実際は、私が血相を変えて、布団類の乾燥や、アイロンかけを夫に指示し(自分はせず)、
緊急を要する現状を把握させるためにHPの閲覧を夫に命じ、
今後の対処計画について、ヒステリックにしゃべりまくり、
食事の途中で思いついて、スイミングスクールにレッスンを休む旨の電話をかけたりするのを、
黙って聴いていて観念したのか、全く嫌がらずに、ハサミを入れさせてくれた。

こんなに長いのだから、どんなヘアスタイルでもできたなあ。
もっとおしゃれで、かわいい髪形にできたのに。と思ったが、店も開いてないし、
そもそも、○○○○○○の卵をくっつけた子の髪を、切ってくれるのだろうか? 
ドライヤーあてながら、ぎょえー とか叫ばれるよねぇ。
(たぶん、卵とは気づかず、乾燥した皮膚だと思うだろうけど)

それにしても。
髪って、どうやって切るんだっけ? と思いながら、とりあえず「ブロッキング」。
わー、プロみたい。半分を持ち上げ、バレッタで留めておく。
で、次にどうするの? 

……なんの計画性もなかったので、最終的には「ブロッキング」の意味が、ありませんでした。
暑くなるので、ゴムでまとめられる長さは残そうと思っていたのに、
ジョキリとはさみを入れたラインは、すでに、ちびまる子ちゃん。
おまけに、スキばさみで、適当にすいたので、ひょこひょこ短い毛が飛びだしている。
うーん。どうしたらいいの?
しかも、散髪用のケープがないので、保育園時代の黄色いレインコートを着せていた。 
蒸れます。
「暑い! 暑い! かゆい! かゆい!」
「動いたら、ずれるでしょう? ほら、こっちむいて!」
(ひゃっ 右と左で長さがちがう!)

私も、暑い!! 誰かエアコンつけてー。
除湿! 除湿! 汗でイライラする。ぅぅぅ。
細かい補正を考えたり、デザイニングするのは、もう時間的に無理。
(いや、技術的に無理か)
しかたない。
でも、切る前は、細すぎる髪が途中でからまってしまい、
クシの目を毛先まで通すことができなかったのだから、
ひっかからずに、クシを使えるだけでも、切ったかいがあるというもの。

「ママ、かがみ! どんなんになったあ?」
 ドキ(!)
(きゃー、自分がどれだけ髪を切られたかわからないので、
こんなにおとなしくしてるのかー。まる子ちゃんだとわかったら、泣くかな。
げげ。うーん、ごめんよー ずっと伸ばしてたのにねー ぶっちぎっちゃった)

ところが。
けがの功名というか、おかっぱ頭が、めちゃめちゃかわいい。
ちょうど、三歳くらいの頃は、こんな感じだったかなー。って。
わぁい。急に幼くなって、笑顔も愛らしく、元気いっぱいで、子どもらしくなった。

「ほら、めちゃくちゃかわいい! すごーい。かわいすぎる! どうするー?」
と、誘導しまくり、その気にさせ、本人も笑顔。よかったー。

髪が短くなったところで、卵駆除です。
HPにあったように、切った部分に卵はついていないので、
髪を切ったことには意味はないのですが、探しやすくなりました。
探しやすく、見つけやすく、探しやすく、見つけやすく…… エ、こんなにあるの??
(!)
「なかったことに」 …… したい。

できません!!
なかったことには、できません。でも、全て取り除くことも、できません???
専用のシャンプーに付いているコームで、付着している卵を、こそげ取る、
のだと思うが、すかすか通るだけ。

取れてるの???

つめで、つまんで、ぎーっと、こそげてみる。
……取れるけど、とった卵はどうしたらいいの? 
はさみで卵がついたままの毛を切る。
……確実だけど、一本ずつしか処置できない。いったい何本切ればいいの?
百本の白髪を抜くようなものです。

「おーい。濡れた髪のほうが取りやすいって書いてるで」(夫の声)
「おふろ! おふろ! シャンプー! シャンプー!」

リクトは? 私は? 夫は?

サル山のサルのように、みんなで頭をとりかこみ、横をかきわけ、
前髪の根元を立ちあげ、目を見ひらいて、卵をさがす。
寝ている配置は、リク・夫・コツメ・私。 
感染率としては、夫と私が高い。どきどき。
朝、卵を見つけたときから、頭が異様にかゆいんですけど!!! いやだーーーっ

結果は、夫と私には卵はなくて、リクトは、ホコリなのか、頭皮なのか、イマイチ微妙。
あっても、数は少ないと夫が言うので、ひとまず安心。シャンプーケアで大丈夫。
やはり、より小さい子どもの皮膚のほうが吸血しやすく、居心地がいいのだろう。


今のネット環境は素晴らしい。検索キーをかければ、情報にあふれている。
保健所や小学校からの周知徹底のおたよりや、企業のHP、ママたちの体験ブログ。
○○○○○○の成虫も幼虫も卵の画像も、ケアのしかたも、数分で把握できた。
ママたちはすごい。卵発見から駆除までのドタバタや、採取した○○○○○○のさまざまな画像が、
コメント付きで掲載され、駆除シャンプーやコームの使用感なども、くわしく書かれている。
すごく参考になった。

駆除シャンプーは、成虫や幼虫には殺傷効果があるが、卵には効かない。
卵から孵った○○○○○○は、七日ほどで成虫になるので、その間は卵を産まない。
なので、二日おきにシャンプーすることを四回繰りかえして、
生きている卵から孵った幼虫を、根絶やしにする。
卵は熱に弱いので、ドライヤーも効果があるとのこと。
さっそく、おふろあがりの長女を洗面所に立たせて、ドライヤーの風を、ガーガーあてる。
(熱いだろうなー)と思うけど、卵を殺すためだ、がんばって!
髪の根元をもちあげてみると、まだ、たくさん付いている。
セメント様(何それ?)のもので、しっかりと髪に接着されているとのこと。
拡大写真も見たが、こすれたくらいの摩擦で取れるシロモノではない。
しっかり「しごく」、 爪で「しごきとる」。
髪についているときは、白っぽく見えるが、取れた卵は、なぜか茶色っぽい。
ルーペで見ると、中がからっぽの「抜け殻卵」と、中身がつまってブロンズに輝く「これから産卵」がある。
駆除シャンプーには、専用の目の細かいクシが付いている。卵を除去するためのクシだ。
ところが、子どもの髪は細いので、専用のくしの細い目にさえ、ひっかかりが少なく、スルーしてしまう。
卵は髪に付着したままだ。ふつうに梳くだけでは、空回り。
少しずつ、少しずつ、小分けにとって、ねらいすまして、コームをいれる。
手ごたえがないので、取れたのかどうかもわからない。気が遠くなる。

ブログを見ていると、「駆除シャンプーのオマケなんて、おもちゃみたいなもの。
専用のコームがあります! くしの目が微細で、スクリュー様になっていて、劇的に取れます。感動!」
という記述があり、
「オモチャではやってられない。検索検索!」と、夫を背中を叩いて、パソコンの画面に向かわせる。

見つけました!

さっそくネット購入したものの、届くのは明後日。
オモチャでも、のれんに腕押しでも、少しずつでも駆除しなければ、
今晩、卵から孵るかもしれないのだ! やだーっ
取っても取っても果てがないので投げだしたくなり、ふと、クシを見たところ、
なにやら、埃のようなものが根元につまっている。
(?)
つまようじで、スキマをこそげると、紙の上に、ぱらぱらと落ちてきた。
(もしや…)
「卵だ!」
何やら、はみ出しているものがあり、つつきだすと、もぞもぞと動きだした!
(きゃーっ)

「来て来て! 成虫ちゃう??」
リクトの学習雑誌の付録の三十倍拡大ルーペで観察! うわー。ネットの画像そっくり!
「ちょっと待ってーや。生きてるやん。シャンプーで死ぬんとちがうの?
あかんやんかー。ちゃんと五分待った?」(私)(すぐ人を非難しちゃう)
「でも、弱ってるで。すぐ死ぬって」(夫)
「見せて見せて!」(リク)
「なんか、おなか、赤い! 赤い!」(リクト)
「血、吸ってるねんで」(夫)
「頭の地肌も、血でてるとこ、何箇所かあった。かわいそー」(私)

みんなで奪いとるようにルーペのまわりに集まり、卵を見たり、成虫を見たり。
オモチャのようなコームでも、卵も成虫も捕獲できることがわかったので、がぜん元気が湧いてきた私たち。
かわいそうなコツメを、再度うつむかせ、卵除去と成虫さがしに集中!
「おれ、○○○なんて、初めて見たかもー」(夫)
「私もー」 

かなり、つらい姿勢だったと思います。だまって、堪えて、本当におりこうだった。
卵駆除の困難さは、そのフィールドが、生身の子どもの頭ということだ。
これが物体なら、こちらは、執念で、夜通しでも作業できるのだが、
七歳の子の身体的な負担を考慮すると、そんなに長い間、作業はできない。
睡眠時間も大事。どのくらいなら、やってもかまわないものだろう? 
よそのおうちでは、どうやっているのだろう? 
ブログで、二百数十個の卵を採取したと書いてるママもいた。
子どもの性格にも、よるのだと思う。五分間でも堪えられない子もいるだろうし(リクトのことだ)、
一時間くらいなら、させてくれる子もいるだろう。
コツメは、かなりがまん強いので、成虫をみつけてからは、
「夜中に吸血されては大変!」 と、捕獲に燃えた私たちの、されるままになってくれました。

結局、大きめが二匹。小さめの幼虫?が三匹。 
シャンプー後で、これだけ見つけたので、その前に、どのくらい生息していたのかは…… うぴー。
だいたい、一晩に七個くらい産卵。七日生きるので、
一匹が生むのは四十九個。49×7×7=2401個。
一匹を一週間放置しただけで、二千四百一…
 

三年前、保育園からかかってきた電話は、「卵を三個みつけました!」というものだった。
「は?」
「ご家族にも、あるかもしれないので、確認をされたほうが。」と、
それはそれは、申し訳なさそうに職場に連絡してくれた。

当時は、若い担任の先生から電話を受け、自分の母親としての能力を全否定されたように落胆した。
保育園から、○○○○○○のおたよりは配付されていたが、他人事だと思っていた。
大慌てで薬局に駆除シャンプーを買いに行き、あまりに高価なのでびっくり! 
自分の髪にいるかもしれないということのほうが重大で、
帰宅後、おそるおそる、家族全員のチェックをした。
コツメの髪には、もう卵は見つからなかった。ぜんぜん、たいへんじゃなかった。
念のためにシャンプーを繰りかえして、ことなきを得た。シャンプーも余った。
そのありがたみに、全く気づいていなかった。

私は、実際に、○○○○○○の卵を見たことすら、なかったのだ。
保育園の先生はすばらしい。
「三個」の卵の発見というのが、どんなに偉大な功績か。
たった三個。
全部取ってくれていた。
一週間放置していたら、2401×3=7203 
早期発見の大事さ!(そのときはわからなかった)

毎年、何回かは流行るので、保育園の先生たちは、日々、卵チェックに余念がない。
まさしくプロの眼力だ。
定期的に、全員の園児の頭を、さぐってくれている。自分の子でもないのに。
三個だったら、コームなんて、いらない。爪でこそげて、取れるのだ。
ところが、どうだ? 今、いったい何個あるの? 数えられない。粉です粉! 
フケか、乾燥してはがれた頭皮だと思いたいくらいの量! 
成虫も二匹もいたんです! 幼虫もいたんです! 
毎年、おたよりで警告されているのに、こんなもんなんです(はー)

ごめんよー 
夫も私も、「ごめんよー コツメ」といいながら、卵をとった。
血のにじんだ箇所もあった。成虫も幼虫も、長女の髪の中に生息していた。
そういえば、夜中に、あまりにもボリボリと、頭をかきむしっているのを見て、
びっくりしたことがある(ような気がする)。
蚊にかまれたのかな? とか、何かストレスがあるのだろうか? と、
わずかにイエローシグナルが点滅したけれど、
まさか、あのときから、○○○○○○が???

髪をすいていて、粉に気づいて、フケか湿疹だと思って、
「頭をちゃんと洗ってやってよ!」と、夫に声をかけたことがある(ような気もする)。
あのとき、○○○○○○だとわかっていれば? 

実際は、○○○○○○では、なかったのかもしれない。
でも、頭をかすめた違和感を、そのままにしていた。
洗髪後の髪の確認はしなかった。「?」を察知しながら、見過ごした。
危機感のなさがこわい。ぬくぬく暮らしてて、緊迫感がない。
危険に対する本能が、全く鈍っている。マヒしている。
機能障害のうちにリハビリしないと、機能不全になって、働かなくなってしまう。

○○○○○○のことだけに限らない!


専用コームを輸入販売している会社のHPには、
「○○○○○○を発見したら」という動画がある。
スライドショーのように、文字と絵が絶妙のタイミングで浮かびあがり、
どこかなつかしい、ハートフルなアニメーション。
心を、きゅんとつかまれた。

【ある日ふと子供の髪の毛を見てみると、白くて丸いものがたくさん。】で始まる。

そんなとき、
【絶対に責めたりしないで!】(拡大文字)
(ちゃんと髪の毛洗わないから!)(こんなものもらってきて!)と
両親が子供に言ってる絵に大きく赤バツ → 言いましたって。

【また、犯人さがしや他人を非難するような言動は決してしないように!】(拡大文字) 
(○○ちゃんからもらってきたのかしら?)
(あそこの親は子供をほったらかしにしているから…)に、大きく赤バツ → 思いましたって。

名文句だと思うコピーが次々にあらわれる。

不潔だから○○○○○○が来るのではありません。
○○○○○○は人をえらびません。(クレオパトラや光源氏の例 → それ、何時代?

【地位が高かろうが、毎日オフロに入っていようが、うつるときはうつるのです!】 → まさに。

【蚊が血を吸うのとなんら変わりありません。ただ、蚊と違うのは勝手にいなくならないこと!】 
→ いなくなってよ!!
 
病院は、殺虫剤と同じ成分の薬を処方します。子どもの頭にふりかけて大丈夫? → いやです!
 
【お母さんやお父さんには、仕事や家のことや子供の世話といった、
やるべきことが、次から次へとたくさんあります。とっても忙しく、
櫛で○○○の駆除なんて、とても時間がないと思うかもしれません】 → そうそう! 

【そんな忙しい日常だからこそ、○○○がうつった一時期だけでも、
今日の出来事でもゆったり話しながら、お子様に触れてみてはいかがでしょうか。】 

(そうなんです…)

確かに、家族が一致団結したのだ。
みんなでサル山のサルみたいに○○○をさがしあいっこして、
見つけた○○○の卵や成虫をルーペで見て盛り上った。
コツメは、夫からも私からも、そろそろと頭をさぐられ、
「ごめんよー」と言われながら、卵を除去してもらった。
いつもより、念入りに、おふろに入って、シャンプーしてもらった。
ドライヤーをかけてもらった。髪の毛をふいてもらった。
ひざまくらでくっついた。
がんばって、えらかったねって、夫からも私からも、ハグしてもらった。
(そうそう、リクが、それでヤキモチをやいた)

夫も私も育児のありかたや、生活を大反省。
タオルは一人一枚ずつ。パジャマも毎日洗濯。布団は乾燥機。さらに掃除機。
リクトが生まれたときに買ったハウスダスト吸入の掃除機につけるローラーが、
十年ぶりに日の目を見た! 
家の中も、毎日、掃除機。
膝枕で、焦らず少しずつ卵の除去。(腹のたつことに、抜け殻卵も、自然には、はずれないのだ)

こんなふうに、きゅっきゅって、ほっぺたを寄せながら、
子どもと毎日ふれあう生活。
子どもの髪の生えぎわが至近距離にある生活。

今までだって、できたはず!

でも、もしも、HPの動画を見ていなかったら、
駆除で忙殺された時間だけを嘆き、貧しい心でカリカリして、
なんの糧にもできなかったと思う。

【子供が大きくなればなるほど、子供とのスキンシップの機会は少なくなります】 → うんうん

【子供たちが大きくなってみれば、○○○○○○駆除も、
きっと良い思い出になる日が来るはずです】 → ほんまかー。

ママに卵をとってもらっている女の子は、とても嬉しそう。
イラストもかわいい。
ほほえましく見ていたら、絶妙のタイミングで、画面に浮きあがったメッセージは、

【「○○○○○○を見つけたら、それは、お子さまとの絶好の
 “スキンシップの機会”(赤字) なのかもしれません】

うるうる。

夕方から、駆除にかかりながら、「こんなことで時間をとられて……」と思っていた。
しなければならないほかのこと、しようと思っていた用事が、あれこれ浮かぶ。
自業自得・反省・つぐない・ツケ・戒め・報いといった「負の思い」。
でも、ちがう。
漠然とした危機感を意識しながらも、生活を変えられずにいたわたしたち、
変えるきっかけを先のばしにしていた、危機を迎えそうな、わたしたち家族への
「プレゼント」 だった。


リクトもコツメも夫も、みんなみんな、いとおしい。
自分が手にしている幸せの大きさを、存分に抱きしめよう。
既に過去になってしまった保育園の先生にも、今からでも、
心からの感謝をおくりたい。

気づかずにいる大きな支えの上で、私たちは生きている。
大切なものは、なんだろう。
流されず、どんなときでも、決して放してしまわぬよう、強く握っておかねばならないもの。
誰もが、ちゃんと、知っている。
メッセージは、いたるところにある。
気づいて、受入れることができる心を、失わずにいたい。

ハグやチューができるうちに、つないだ手を握りかえしてもらえるうちに、
子どもたちと向き合う時間を取りもどせたことに、真摯な心で、お礼を言わなくては。

                          ……○○○○○○様に??

 ありがとうございます! 心のそこから(笑)



ちなみに、夫が「少ない」と判断したリクトの頭は、
後ろと横は髪が短いので、産み付けられていなかっただけで、
私が長めの前髪付近をめくると、

(あるやんか!)

短い髪に付着した卵は、さらに取りにくいことがわかり、即断。
五分刈り決定! 理髪店デビュー!

マルコメとまる子のできあがり。
ぴかぴかの笑顔で、記念撮影!

浜田家は、今日も元気だ。 

                      (H21.6.13)


今でも、コツメの髪をといていると、ギクリとしますー 
                
                (ゆ)のことだまセラピスト


スポンサーサイト



テーマ : ママのひとりごと。
ジャンル : 育児

Secret
(非公開コメント受付中)

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
ご連絡はこちらから
鑑定の予約・質問・感想など、お寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
プロフィール

浜田 えみな

Author:浜田 えみな
こんにちは! ブログに来てくださってありがとうございます! H11生まれの長男と、H14生まれの長女の二児の母です。文章を書くことが好きなので、フルタイムで仕事をするかたわら、あれこれ書いています。H26年8月に薦められた短歌にハマり、現在その世界観を模索中です。よろしくお願いします。