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「オニの面はなぜ?」
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気がついたら節分! あっという間に節分! 毎年、気づくのは週の中日。
巻き寿司の材料を買おうにも、吸い物の準備をしようにも、
冷蔵庫の中や買い置きの乾物を思いつく限り並べてあがいても、
どうにもこうにもならない週の中日。
定時のチャイムとともに、ダッシュで職場を出て、帰宅時間は18:45。
仕事帰りに、買物をする時間は取れない。
「節分どうするの~?」 
毎年、同じ時期に同じ人と同じ会話をしている。職場のママ友。
だって、月末も月初も、目の前の業務をこなすだけで一杯で、
ほかのことを考える余裕なんて、どこにもない。
帰宅後も、あっという間に日が変る。

というわけで、気がついたら節分! あっという間に節分! 今年も節分! 
特別なことが、何もできない。年が明けたころから、
節分が来るのを、心待ちにしていたのに!

だって、節分。だって、季節の分かれ目。だって、冬が去り春が訪れる。
だって、新しい季節の始まり。だって、邪気を豆で追い払う。
だって幸せを呼びこむ。

めーっちゃ、追い払いたいもんが、あってんでーーーー!

なのに、節分! 気がついたら節分! 
ちょっと待ってーやー。 信じられへんわ、しゃーないなあ、もー。
で、前日に、電車で一駅、車で十分の実家にテルリン。
「ばーちゃーん、巻き寿司、どうすんのー???」
(どうするの? も何も、意訳は
「ぜったい作って、届けといてね!」)

鬼の面は、福豆を買ったらオマケで付いてきたのでそれでいいと思っていたら、
(豆だけは生協の共同購入で、ずいぶん前から用意してあった)、
コツメが放課後の児童会で作ってきた。
赤い折り紙がなかったらしく、色鉛筆で塗ってある。
コツメ、あんたは、なんてカワイイの!

「これな、コツメの顔にピッタリに作ってン!」(得意そうに、折り紙のおめんを装着)

「ぴったりっていうか……」(夫)
「ぴったりっていうか……」(わたし)
「ほっぺた、ハミ出てるんですけど」(夫)

「なーなー、りっくんとコツちゃん、どっちが太い?」(ほっぺたハミ出しに反応したリク)
(どっちって言われても、小4と小1やし)
「コツメのほうが、おなか出てる!」
「出てないーーー!」
(おなかは、なぁぁ~ 幼児体型やからなぁ…)
「だって、前、測ったとき、リクは61センチやったけど、コツちゃんは62センチやった!」
「え! コツメ62センチもあるの??? お母さんと変らへんやん!(をいをい、いつの話や)

「だれがオニすんの?」(嬉々として、コツメがテーブルのまわりを飛びまわっている)
「……」(リクは、あまり興味なし)
「だれが、オニ、すんの!?」(だれにやらせたいの?)
「作った人がやったら?」(リクがポツリ)
「!」(コツメの鼻の穴がふくらみ、目の色が変る。
そんなつもりで作ったのじゃないと、からだじゅうで抗議!)

「じゅんばんやで!」(え、じゅんばん??)
「リク、やりたくない」(おかあさんも、やりたくない)
「じゅんばんやで! きょねん、じゅんばんやったもん」
(そうやったっけー? と思っていたら、夫が)
「そやそや、去年は順番やった」
(また、波風を立てるようなことを… でも、なんで、そんなこと覚えてるの?)

「なーなー 見て見て! 今年の豆、袋に入ってるねん! 
めっちゃ、いいと思わへん? 去年、掃除するのタイヘンやったやろー 
絶対これやー って思って、生協で買ってン。これやったら、投げやすいし、
拾いやすいし、何回でもできるでー しかも、数えやすい! 食べやすい! 
余っても大丈夫やろ?」

福豆が、数個ずつ、小さいテトラパックに入っているのだ。
袋には「福豆」「節分」「鬼は外」「福は内」などの文字と、
鬼とおたふくの顔がプリントされている。
これなら、食べきれずに余っても大丈夫な優れモノ!(やっぱり、邪道?)

「ひとつ何個入ってる?」
「イチ、ニィ、サン… 七個入り! 七個入りやねんな」
「これは、八個やで」

「さ、やるで!! だれがオニ?」
「コツメ!」(おーおー 自分からお面を装着)
「よーし、オニはー 外―っ」
「きゃーっはっはっはっ」
「福はー うちーっ」

テトラパックの豆を、一個ずつぶつける。
おお、いい感じ! 散らばらないし! 投げやすい! 
全部まいたら、拾い集める。
ああ、拾いやすい! ゴミが出ない! 嬉しいぃぃっ!

「次、りっくん!」
コツメが楽しそうなのを見て、やる気になったリク。いいぞいいそ。
「オニはー 外―っ」
「おおっ、受けた!」
(なんと、オニが豆をキャッチ!)
「すごい、リク!(さすがドッジボールクラブ!!)」
その後も、何度かキャッチしてました。いいのかー

「よし、次はおとうさん!」
(やめてー、コツメの作ったお面が破れる……)

「あー 楽しかった!」
「おもしろかったなー!」
「さー 食べよかー 拾って、拾って! 
来年も、この豆買おーっと。めっちゃ、よかったなー。散らばらへんし。
あ、中は粉々や! ちょっと待って! そのまま開けたらあかんで! 
お皿の上で出して! ほら、こぼさんとって!」

「何個食べんの?」
「コツメは、7+1で8 リクは、10+1で11」
「なーなー、おれ、もうぜんぶ食べた。もっと食っていい?」
「うーん、いいんちゃう? 多いのは何個でも」(ほんまかー)
「ママちゃんは?」
「45。うー こんなん6袋も食べられヘン」
「ぷーちゃんは?(夫のこと。コツメはこう呼んでいる)」
「おれは、3袋食ったぞ。もう一個食おう」(32個。まだまだ足りません!)
「45も食べられヘンなー 食べんでもええかなー 厄おとしでけへんかなー でも無理!」

巻き寿司だけでなく、恵方ロールというものが売られていて、
それは普通のロールケーキなのだけど、長くて筒状ならならなんでもアリの商業戦線。
子どもたちが喜ぶと思ったので、買ってきた。直径5センチ 長さ25センチほどの、
生クリームたっぷりのロールケーキ。

「恵方を向いて願い事をして食べましょう」と書いてあるが、まさか一人分???
それは、とんでもなくメタボなので、包丁で四等分して、みんなで西南西を向いて食べた。
うーん、なかなか楽しかった! 今年も元気で、笑顔いっぱいの年!

全て終わってから、ふと、「節分」を、ネットで閲覧してみた。

節分とは。
立春・立夏・立秋・立冬 年に4回あるが、立春の前日だけを指すようになったとのこと。
季節の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられ、年の分かれ目は特に重要とされた。
旧暦では新年が春から始まったので、立春の前の節分は、大晦日に相当する大切な節目だったとのこと。

なぜオニなのか。
形の見えない邪気や厄の象徴だった。人間の想像を超えた恐ろしい出来事はオニの仕業だった。
オニが棲むのは丑寅の方角(鬼門)なので、オニは牛の角と虎の牙をもち、虎皮のパンツを
はいているとのこと。(へー)
(コツメの面を見る。おお、ちゃんと、角と牙がある。でも、角は一本しかないなー 
牛の角なら、正しくは二本)

オニはいつ来るのか。
(え、来るの?) 丑寅は時刻では、深夜2時~4時 方角は北東なので、
真夜中に北東からやってくるそうだ。
(ひょえーっ こわいよー)

なぜ豆なのか。
大豆には霊的な力が宿っていると信じられ、神様への供え物にもなっている。
京都鞍馬山の鬼退治に、毘沙門天のお告げで、大豆を鬼の目(魔の目=まめ)に投げたそうだ。
魔を滅する=まめ にも通する。
そして、必ず「炒り豆」であること。
「射る」に通じ、拾い忘れた豆から芽が出ぬように。
(邪気から芽が出たら、タイヘン!!) 

さらに読み進めていると…

がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!

「福豆は、神様の力が宿るように、豆まきをするまで、神棚にお供えしておきます」
えーーーーっ
知らんかった、知らんかった。それで、あんなに早くから売ってるのかー。
えーーーっ 
台所に置きっぱなしやったー。 しょっく。神様の力、宿ってへんー 

「一家の幸せを願う行事なので、本来は、豆をまくのは家長の役目です。
年男年女がいる場合には、厄払いの意味でも適任。
家族のイベントという意味合いも強いので、家族全員でまき、その厄をはらってもよいでしょう」
(よしよし、全員でまいたよ!)

「まきかたは、窓をあけて「鬼は外!」と、外へ向かって2回まき、
鬼が戻らないよう、すぐに窓をしめてから「福は内!」と室内に2回まきます」
(…………)

ぜんぶ、家の中でしたってば。ぬくぬくエアコンのなかで! 廊下へのドアさえあけてない。
内も外も、リビングのなかだよー!
あかんやん!

「奥の部屋から順番に、最後は玄関までまいて、家中の鬼を追い出します」
(えーーーーーっ 家じゅうの、ぜんぶの部屋の窓を開けてやるんかい!)
知らんかったなー
浜田家では、順番にオニの面をかぶり、全員が的になって、豆のつぶてを受けていた。
鬼は外も福は内も、ぜんぶ、同じ室内。

窓を開けてやるなんてー めっちゃ、寒いでー
そんなん、だれも教えてくれへんかったしー。
ほんなら、なんで、福豆には、オマケで鬼の面がついてるのー? 
ついとったら、使うもんやと思ってまうやん。 
輪ゴム付きのもあるねんでー 
どこの家でも、ぜったい、誰かが鬼の役になってますーーーっ!!
って、関西人だけ?

「恵方巻は、幸せを巻きこみ、祈りをこめて封じこめたもの。
福が切れるので、包丁を入れてはいけません」
(きゃーっ 恵方ロール、バリバリ包丁入れて、四つに切りましたって うぴー、幸せがー)

しょっく。
しょっく。
来年は、きちんとしよう! 正式にしよう!

福豆は早くから神様に祭り、力を宿していただく!
寒さに負けず、奥の部屋から、ちゃんと窓をあけしめして、豆まきをする!
(謹んで、家長が。……わたしらは、ぬくぬくのリビングで豆を食べる。ちゃんと年の数+1以上)
鬼の面は、だれもかぶらない!(ましてや、鬼の役になるなんて、もってのほか)
生クリームたっぷりの恵方ロールは、ぜったいに包丁は入れません。しあわせいっぱい、一人一本!


日本の伝統行事。都会に住むわたしたちにもできること、
すたれずに残っていることは、だんだん少なくなっている。
時間がないとか、仕事が忙しいとか、めんどうくさいとか思わずに、
季節の行事は、きちんと、意味を調べて、行ってみよう。
しあわせに暮らしていくための智恵がある。

人々が、八百万の神様たちと共存し、天地や自然の恵みを、時には過酷に、
時には熾烈に、よくも悪くも享受しながら、助け合って生きていた時代。
畏敬と感謝の祈りをこめて、真摯に紡いできた魂の歴史を、絶やしてしまわぬよう。

さあ、春の扉が、開いた!

                (ゆ)のことだまセラピスト
 










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テーマ : ママのひとりごと。
ジャンル : 育児

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浜田 えみな

Author:浜田 えみな
こんにちは! ブログに来てくださってありがとうございます! H11生まれの長男と、H14生まれの長女の二児の母です。文章を書くことが好きなので、フルタイムで仕事をするかたわら、あれこれ書いています。H26年8月に薦められた短歌にハマり、現在その世界観を模索中です。よろしくお願いします。