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村松恒平氏「天才! 大人のアート塾」レポート序章 ~太陽の塔と民博~
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植物からの祝福とは

たとえば、
大地に根ざしていること。
たとえば、
降り注ぐ陽射しや、雨や、風や、
天からのすべてを享受していること。

たとえば、
伸びゆく力に満ちていること。
たとえば、
まわりと比べて卑下したり
うらやんだりしていないこと。

その気配


*    *    *


「表現の会」の実施については、村松恒平先生の有料メールマガジン「GOLD2012」 に併設された「銀河の家」というコミュニティサイトの掲示板で、登録会員さんたちとやりとりをしながら、企画してきた。

9月9日(日)に開催した大阪三度目のセミナーは、6月25日に実施日が決まり、30日には、「天才! 大人のアート塾」というタイトルが決定していた。

なぜ、こんなに早く?  

*    *    *

◆過去からの変遷

初回開催 4月12日(木) 19:00~21:30

平日の夕方からの開催で、お勤め帰りのかたに多く参加していただいた。
そのときに、

・平日の夜は参加できないという声があった。
・ワークショップが盛り上がり、受講者が活き活きとしていたので、もっとやりたくなった。
・セミナー時間が短い上に、懇親会にゆっくり時間がとれず、名残惜しいまま解散になるのが、もったいない!

などの課題を踏まえて、二回目は、土日に実施しようと決めた。

そうこうしているうちに、村松先生があたためていたSBA(象徴的身体調整)が形になり、実験的に大津でオープンセミナーが開催されることなる。
これに便乗して、大阪でも実施していただくことになった。
大津では、小さなお子さんのいるママたちが対象で、平日の午前中に三か月かけて行う形式だったことから、大阪では、平日に休みが取れない人や遠距離の人が受講しやすいよう、一日集中型で行い、さまざまな受講層のニーズに応えられるよう調整した。

第2回  6月 9日(土)14:30~17:30 表現の会
     6月10日(日)10:30~17:30 SBAオープンセミナー


前日の午後に「表現の会」を開催し、懇親会の時間もたっぷり取る。
宿泊場所も好条件のところが見つかり、夜中まで村松先生と談義ができ、とても楽しかった。
このときの声は、

・参加したいのに既に予定があり参加できない
・土曜日は仕事を休めない
・SBAの再受講をしたい
・SBAを新規受講したい

参加を希望する人に、セラピストや、土日に仕事をしている人が多く、せめて一か月以上前でないと、日程を確保することが難しいことがわかった。

このことを踏まえて、次の実施は日曜日。告知は二か月前にする。ということになったのだけど……

うーん。今まで、参加しなかった人たちの声は、

(社交辞令だったのねー)

ということがわかりました(笑)
 
本当に参加したいと思ったら、夜行バスで十時間以上かけてでも、往復新幹線を使っても、仕事を休んでも、必要な人は来る。それはもう、引力のようなものなのだ。
土曜日であろうと日曜日であろうと平日であろうと二日間であろうと一日だけであろうと、来る人は来るし、来ない人は来ない。

それでも、毎回、「村松先生のことなど何も知らない」人が参加してくれ、銀河の家の住人が増えていく。

というわけで、三回目の表現の会は(大阪で開催しているにもかかわらず!)、大分・福岡・博多といった九州勢や、滋賀・京都からの参加者が、地元大阪の参加者数を上回った。
時間もお金もかけて参加してくださった熱い受講者のエネルギーが渦巻き、それぞれの表現を創生するスパイラルの場が生まれる。

村松先生も、今回は、大津セミナーが実施できなかったので、大阪のみのセミナーのために東京から来てくださった。
過去二回は、近隣地域で開催するセミナーの「ついで」だったことを思うと、昇格したものです(笑)

***

◆やってみたいこと

わたしが村松先生とやってみたいことというのは、いろいろとあって。

一つは合宿。
もう一つは体験ツアー。
そして、半年ほどの連続講座。

合宿というのは……

せっかく村松先生が大阪に来て下さるのだから、セミナーの数時間だけじゃもったいない。もっともっと話をしてほしい! という欲求から生まれている。

村松先生だけに二日間話してもらうのは大変だし、講演料も用意できないので、先生にもギャラリーになって楽しんでいただけたらと思った。

表現の会に申し込まれる皆さんは、専門分野があり、特技だってもっている。既に料金をいただいて、人に教えている人もいる。趣味の世界でも、人が聴いたら驚くような話を知っている。
そんなことを、各自が持ち寄って、ミニ講演やワークショップができたら……。
ダンスやヨガや整体のインストラクターがいたらいいのに! とも思う。
小学校のお楽しみ会みたいに発表しあう。

誰もが表現者でありクリエイターだ。自分の中に生まれたものを人に発信していくきっかけと、自信になればいいと思った。

体験ツアーは……

村松先生は、関西にいらっしゃると、あちこち探訪されるようなので、せっかくならご一緒したいと思った。遠方から村松先生に会いに来てくださる人が、セミナーの数時間だけではなく、もっと、先生とお話ができたらいいのにと思うからだ。

その場所でレクチャーしていただいたり、ワークショップをしていただけるなら、参加料を設定するし、そうでないなら、ただ、一緒に観光するというゆるいツアーでもいい。
とにかく。

せっかく来てくださる先生と、遠くから会いに来てくださる受講者と、もっともっと、時間を共有したいという希望。
また、大阪のよいところを紹介したいという希望。
自分自身も大阪を知りたいという希望。
堺の歴史と文化にも注目しているので、だれか案内してくれないだろうか。

連続講座は……

二回目の表現の会は、どういう啓示なのか、参加者がすべて女性だった。
ワークも三種類やって、本当に楽しかった。懇親会では、意外な一面を見せてくれたりして、魅力にあふれる人ばかりだった。
これから、この人たちがどんなふうになっていくのか、ものすごく気にさせられた。
また会いたいと思った。
「来月会えない」ということが、とても切なかった。

連続講座なら、「また来月ね!」と言って別れることができるのだ。

今までに、何度か、固定メンバーで、半年間の連続講座を受講したことがある。
自分の成長は見えないけれど、メンバーの成長は本当によくわかる。

ある到達点を目指して、共に学んでいくという場は、単発のセミナーでは得られないギフトがあると思う。
ただし、これは共通目的や明確な方向性、カリキュラムが必要(だと私が思っている)ので、難しいかも。
実は、何も決めなくても、始めてみれば動き出すのかもしれないけれど。

*    *    *

やりたいと思うことは、やろうと口にしていたら、なんとかなるもので(笑)
企画案を出したものの、一瞬にしてボツになっていた体験ツアーが急きょ、実施された。
わーい。

*    *    *

◆国立民族学博物館ツアー

日本各地の人に、大阪人が誇れるものは、いろいろとあるけれど、ぜひ薦めたい博物館があった。
これは、大阪の地域産物ではなく、たまたま条件が重なって、大阪に立地されているだけなので、大阪人として胸を張れるものではないが、日本で一つしかない。すべての資料が集まっている。
村松先生は、絶対にお好きだと思った。

万博公園にある国立民族学博物館だ。

決まったのが数日前だったので、参加者は四名(うち、小学生一名)。
モノレールの万博公園駅で待ちあわせた。
なのに、

(誰もいない)

改札で、モノレールが到着するたびに階段を気にして、ずっと待っていたのに、村松先生も、Hさんも、ホームではなく、あらぬ方向からやってくるのだ。

村松先生は京都方面からいらっしゃったのだけど、どういういきさつなのか、モノレールに接続できず、阪急沿線のどこかの駅から(駅名うろ覚え)バスで来たという。

Hさんも京都からいらっしゃったけど、乗り換えを間違えたという。
モノレールに乗るのに、そんなに大変だったとは知らなかった。
(帰りに思い知る浜田)


*    *    *

連日の豪雨。落雷による死亡者も出ている近畿地方。
天気予報では午後から雨なのに、村松先生のパワーは、雨雲も吹き飛ばすので驚いた。小雨がパラついただけで止んでしまった自然文化園を進む。
自然文化園は有料だけど、博物館に入館する場合は無料になるので、お得感満載。

広くて緑があふれているというだけで、人はこんなに豊かな気持ちになれるのだとわかった。
少し前に、セラピストの知人から

「浜田さんは植物からの祝福を受けていますよ」

と言われたところだったので、よけいにそう感じたのかもしれない。
植物の在り方を思うと、小さなことで迷い悩むような気持ちは、全て消えていくのだ。

たとえば、大地に根ざしていること。
たとえば、降り注ぐ陽射しや、雨や、風や、天からのすべてを享受していること。
たとえば、伸びゆく力に満ちていること。
たとえば、まわりと比べて卑下したりうらやんだりしていないこと。

地面があり、いろんな種類の草木や花が重なるように繁茂している。
はっぱの大きさもみんな違うし、花弁の形もちがう。

でも、隣の葉がどうとか、隣の花よりみすぼらしいとか、あの花になりたいとか、あの木がかっこいいとか、そんなこと思っていない。

どれも、土に根付き、伸び、光を浴び、いっぱいに広がっていて、今を生きている。自分を生きている。迷いがない。

その気配。


祝福の中を歩いていくと、正面に太陽の塔が姿を現した。上部の「黄金の顔」は未来を。胴体部の「太陽の顔」は現在を象徴している。

関西に住んでいると、乗り物の中から、その勇姿を目にすることはあるけれど、同じ地続きの場に立つと、感慨もひとしおだ。

すぐ横を通る。

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こんな角度からは、そうそう見れるものではないと思うと、わくわくする。

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塔を下から見上げる。裏にもまわれる。

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裏側は過去を象徴する「黒い太陽」だ。
この顔に魅かれるという人も多い。

三つの顔を持つ太陽の塔。この巨大なアンテナは、この地に立ち、何を送受信しているのだろうか。

*    *    *

民族学博物館は、三時間では全然足りなかった。
さらに、博物館の向かいには、日本民藝館がある。初代館長が、陶芸家の濱田庄司。陶芸作品のコレクションが多数あり、村松先生は、ここも観たそうだった。

自然文化園エリアも、ほとんど散策していないし、さらに奥には日本庭園も広がっている。広大な万博記念公園。気候のよい時期なら、本当に清々しい気持ちになれると思う。

戸外で、五感以上の感覚を刺激しながら、できるワークがないだろうか。
気持ちいい! だけを感じて、遊んでみたい。
次回は、大人の遠足だ。

万博公園の夕慕は、さぞ感慨深いだろうと思うのに、5時で閉園とは。
帰り道、翌日の「表現の会」のマンダラアートで使う「小石」を拾った。

名残惜しく、モノレール駅で、京都方面に帰るHさんと、小学校一年生の娘さんとは、さよなら。
って、明日また、Hさんは表現の会に参加されるのですが(笑)

世界の民族と生活様式、慣習によるアートを堪能したわたしたち。たっぷり充電して、明日はどう還元するのか。

隣の山田という駅で、モノレールから阪急電車に乗り換え、村松先生と講座のことなど、夢中で打ち合わせしていたら、「終点」というアナウンス。

(え? 終点??)
(ここはどこ?)
(梅田????)
(きゃー 目的の駅じゃない!)

そうなんです。阪急電車は、いろんな方面に相互乗り入れをしているので、乗る電車を選ばなければたどりつけないのに、ホームに入ってきた電車に、行き先も確認せず乗ってしまったのでした。

でも、大丈夫。
大阪市営地下鉄堺筋線の南森町に行くはずが、阪急電車梅田駅に着いただけですから。
(注:ぜんぜん違います!)

精算しようと切符を投入したところ、精算機では処理できず、「係員窓口に行ってください」という表示が出た。

(がーん)
(超過料金だったら先生に申し訳ない!!)

と、おっかなびっくり窓口に行ったら、160円も戻ってきて、得した気分。

「先生、よかったですねー! お金、戻ってきましたねーっ。こっちのほうがよかったですねー。間違えて、得しましたねーっ」

間違えたのに自信満々。ささいなことには動じない。
人って変わる。
初々しくて、緊張しながら、小さな声でしか話せなかったのは……

「それは、いつごろのことだろう?」

でございます。

あれれ。おかしいぞ。まだ「表現の会」のレポートにたどりつけないなんてーっ(汗)

浜田えみな

(次回は、いよいよレポート?)
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テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

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浜田 えみな

Author:浜田 えみな
こんにちは! ブログに来てくださってありがとうございます! H11生まれの長男と、H14生まれの長女の二児の母です。文章を書くことが好きなので、フルタイムで仕事をするかたわら、あれこれ書いています。H26年8月に薦められた短歌にハマり、現在その世界観を模索中です。よろしくお願いします。