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Junpyさんの「5296号で行く天河神社ツアー」レポート(2)~禊殿の気~
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今、求めているものが
ちがっているように思えても、
よく似た軌道にいる。
そんな人たちが、
いっしょになるような気がする。

お互いの目が鏡。
お互いの身体が鏡。

鏡に映るものを見れば、
自分が完成させようと
もがいているパズルのピースがわかる。

探そうともしていなかったピースが手にふれ、
埋めようとも思っていなかった場所が
できあがっていく。


*    *    *

気になるおみくじ。
中身を読むのはガマン! 
素早く二つにたたんでカバンにしまい、次なるスポット、禊殿へ向かうその前に……

*    *    *

今回、天河神社を訪れるにあたって、junpyさんという頼もしいナビゲーターがつきそってくださることにすっかり甘えて、自分では何ひとつ調べていなかった。
せっかく行くのに、それではもったいないと思って、あわてて天河神社のホームページをチェックしたのは前日の夜(汗)

そこには「天河神社からのお知らせ」として、このようなことが書かれていた。

神社境内裏に植えられた、天然記念物の「オオヤマレンゲ」(通称 天女の花)も蕾が膨らみはじめてまいりました。大変希少なお花ですので、参詣時には是非この愛らしいお花をご覧下さい。 

(オオヤマレンゲ!)

このときに浜田の頭に浮かんでいたのは、春の田んぼに咲いているレンゲ。
その花の原種のような形状だろうと思っていた。
画像を見ようと検索すると、田んぼのレンゲではなくモクレン科の白い花だということがわかった。
草花ではなく、広葉樹だった。
そして、確かにホームページには「天然記念物」と書かれていたはずなのに、各地で見られるさまざまなオオヤマレンゲの画像の説明に、天然記念物という文字はない。

(どういうことだろう?)と思って、さらに調べてみると……

「オオヤマレンゲ」が天然記念物なのではなく、「オオヤマレンゲの自生地」が史跡名勝天然記念物なのだった。

そして、その場所が「奈良県吉野郡天川村」。

文化庁のホームページにも書いてあるのを確認した。

(すごい!)
(天河神社の境内が自生地!!)
(さすが! 絶対にこの目で見よう!)

心に決めた。
ところが、天河神社を参拝しても、場所を示す矢印は見えない。看板もない。

(ホームページに書いてあったのに!)

このままでは帰れない。
社務所にいた人に声をかけて尋ねてみた。

「すみません。ホームページでオオヤマレンゲのことを読んだのですが、どこに咲いているんでしょうか?」
「まだ、咲いてないですよ」
「え……」

(帰宅後、ホームページを確認すると、なるほど「蕾がふくらみはじめました」と書いてあった)

……かもしれないけれども! 
そんなことは覚えていない。
浜田の頭の中では既に、オオヤマレンゲは「咲きほこっている」というイメージに変換済だったので、社務所のかたの言葉に動揺した。
が、花はなくても「自生地」をこの目で見る!

「あの…… 咲くとしたらどのあたりに咲くんですか?」
「そこから出て、ちょっと行ったところ」

(?)
そんなところに自生地が??????

「あの、たくさんあるんですか?」
「いや、一本」
「え?」

(い、いっぽん???? 自生地なのに?)
(それって…… 絶滅やん!!!!!)

「一本だけ、なんですか?」
「昔は、もうちょっとあったけど、高山植物だから、このあたりじゃ難しいんだわ」

(いっぽん…………)
(天然記念物なのに…………)

一本しかなくても「自生地」と言うのだろうか? 
と、さすがにヘンだと思いつつ、ここまで来たからには、葉っぱだけでも見たい浜田えみな。
社務所のかたが指さしてくださったほうへ、歩いてみる。
一度目は見つけられなくて、どうしてもあきらめられなくて、目を皿のようにして探していたら、先ほどは気がつかなかった白いものが見えた。

(あった!!!)

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白い蕾!

「これかも! これです! たぶん!! ぜったい!!!」

junpyさんたちは、「レンゲ」という言葉からもっと小さな花を想像して探していらっしゃったと思う。
私は、一応、画像で花を見ていたので、たとえ蕾でも、これがオオヤマレンゲだと確信することができた。

CIMG6735_convert_20130621062248.jpg

なんて、清楚で可憐で純真な蕾なのだろう。
咲くときも、うつむいたまま咲くのだという。
はにかんだ吐息のように。

葉が特徴的なので、あたりを探したけれど、確かに一本しかなかった(笑)
蕾は、いくつもあった。
ひとつは花弁がひらきかけていて、うしろむきの雪うさぎのようだ。

CIMG6732_convert_20130621191752.jpg

いつまで眺めていても、咲きそうにないけれど、若いつぼみと出会えたことが、今の自分を象徴しているようだった。

オオヤマレンゲのつぼみを見つけて、テンションがあがる浜田。
社務所に声をかけてお礼を言う。

「わかりました! ありました! そこの白いつぼみですよね? ありがとうございました!」

そして、駐車場に戻り、junpyさんのまっ赤な5296(コブクロ)号で、禊殿へ。

*    *    *

CIMG6737_convert_20130621062408.jpg

禊殿。

わたしは天河神社のことも、各地のパワースポットと呼ばれる場所のことも、まったく詳しくない。
禊殿も、junpyさんが連れていってくださるというので、言われるままについてきたけれど、そこがどんな場所なのか、まったく知らなかった。

ドアを開け、車を降りたら……

こんどは、足のうらに薄い磁石が張り付いたかのようだ。
ずっと深い場所…… たとえば地球の中心とか、もっと下の裏側とか、そんなところから引き合う磁場が出現したような、そんな感覚だった。

天河神社のまわりでは、上へ上へと舞い上がる気を感じた。
禊殿のあたり一帯は、下へと牽引される力を感じた。
上から押されるのではない、下へと引かれる。

グラウンディングというほど強いものではなく、ごくごく微細な力。
地の奥深く、はるか遠い場所からここまで届く磁力を感じるような、境界すれすれのラインで動いているような、そんな気配だった。

天河神社の駐車場で「軽い」を連呼したことは、まだ鮮明に覚えていたから、まったく違う「気配」に驚いていた。
「重い」というか、「硬い」というか。

わたしのような者でさえ感じるのだから、「感じる」人は、どのようなエネルギーを受け取るのだろうか。

禊殿の気は、「みそぎ」という言葉から、想像していた「水の流れ」とは、まったく異なる、地核のような力だった。

そして、

(何かがちがう)

という感じ。その違和感は、まるで「工事現場」のようだった。
神聖というより、柵に囲われた、高圧エネルギーの流れる山の中の変電所のイメージに近い。

「むきだし」の無防備さと制御のないことへの畏怖。

そう思って見まわしてみると、どうやら現実に「整備中」なのだった。
ロープが張られ、立ち入りできないところもある。土砂が崩れている。カラーコーンが置いてある。トラックが停まっている。

(どうしてこんなふうになっているのだろう?)

「一昨年の台風で、ここも浸水して、たいへんな被害だったそうです」

と、junpyさんが説明してくださったので、思いだした。

天川村は、2011年9月の台風により、浸水や崖崩れなど大きな被害を受けたのだ。
先ほど参拝した天河神社も社務所のあたりは浸水し、鳥居も水につかり、太鼓橋も浮き上がるほどだったそうだ。
不思議なことに本殿などは無事だったとのこと。
水害の前に訪れたことがないので比べようもないのだけれど、村の人や多くのボランティアのかたたちのご尽力で、それとは気づかないくらいまで整備されていた。

ところが、禊殿のあたりは、まだ、痛々しさが伝わってくる。
川の流れが変わったので、今は「禊」ができなくなってしまったという。

禊殿。

CIMG6736_convert_20130621062311.jpg

ふいに、光の角度からか、丹塗りの格子の中に、たくさんの虹が見え、神々しい優しさを放っているのが見えた。

そして、わたしには、この場所で、どうしても気になるものがあった。

(あれはなんだろう?)

禊殿に来たときから、遠くに見える、サークルストーンのように並べられた赤い岩が、本当に本当に、ビーム光線のように何かを放っているようで、気になってしかたがないのだ。
今回のツアーでは、特に説明もなく、近くに行くことはなかったけれど、やっぱり気になったので、写真におさめた。

CIMG6738_convert_20130621062435.jpg

帰宅してから調べてみると、台風で土砂崩れした山から、赤い岩が出てくるようになったそうで、天河神社の柿坂宮司様が自らあのようなサークルに設置されたとのこと。
やはり、特別に扱われている岩だったのだ。

また、その時の水害のときに発掘された古文書によって、禊殿の後ろの高倉山に国之常立神(くにのとこたちのかみ)様という大地の神様が眠っていらっしゃることがわかり、天河神社では「御霊鎮め」のご神事が行われたこともわかった。

禊殿のあたりは「大地の神様」の眠っていらっしゃる場所だった。
いっぽう、天河神社は「天の神様」だと書かれている記述があった。
天川村は、天と地の神様がいらっしゃる場所なのだ。
そして、水の神様も。

*    *    *

「ここで、カードを引きます」

それは、まるでテーマパークの休憩所かドラマのセットのような、ヨーロッパのオープンカフェのようなモザイク模様の丸テーブルと椅子だった。
禊殿の近くに、なぜだか、そんな、場違い……いえ、おあつらえむきのレストスペースがあるのだ。

(どきどき)

渡されたのは朝露に濡れたツユクサみたいな、青紫のきれいなカードだ。
「サイキックタロットオラクルカード」というものだそうだ。
初めて目にする。

「何か聞きたいことがあったら念じて、好きだだけ切って、一枚ひいてください」

そう言われて、カードを渡してくださった。(左手で引いてくださいと言われたかも)
少し大きめのカードだ。シャッフルするのは下手なので、とても緊張する。
何を尋ねよう?

(今年できることを教えてください)

そう念じて、一枚引いた。

剣だった。数字は1。

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とっさには意味がわからない。
英語で書かれた文字は

「Triumphant Success」(輝かしい成功)

驚いたのは、天川村に来るまでの車の中で、剣の話をしていたからだ。
表現者として、セラピストとして、「言葉」のもつ「諸刃の剣」の作用と常に対自していることを話していたのだった。

カードの中で、すっきり伸びた剣は、わたしに新たな作用をプレゼントしてくれた。

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未来を拓く。
自分を拓く。
扉を開く。
ネガティブな想いを断つ。
幕を開ける。
ステージを変える。


次に、(今回の天河神社ツアー同行者の)Tさんも同様にして一枚引いた。

彼女のカードは、輝かしい光の中で、勝利のラッパを吹き鳴らしているような絵が描かれていた。
カードに書かれた文字は

「Victory&Success」(勝利と成功)

「二人ともに、“成功”という言葉が入ってますね!」

カードの解説を、junpyさんが心をこめて読んでくださった。

ツアーのメンバーは、出逢う意味があって、縁があって、その場に引き寄せられて、集まっているそうだ。
たとえば、誰かが引くカードは、その人のためのカードであると同時に、みんなのためのカードだという。
何度か催行しているjunpyさんは、そのことを強く実感し、確信されたようだった。

出逢いの瞬間。そのあとの会話。ツアーを通しての参加者たちの魂のリンクと成長。
車の運転をしながら、食事をしながら、先に立って案内をしながら、ずっと見守りつつ、楽しみつつ、サポートしてくださっているように思う。

まさに、わたしたち参加者は、junpyさんの「てのひらの上」。

なぜ、見知らぬ者同士が、こうしていっしょに天川を訪れることになったのか?

それは、全方向から自分を感じるためではないだろうか。
一つの方向しか見えないときに、その視界の外にあるものを、参加しているかたの姿で教えてくれる。

同じものを別の方向から追いかけているから。

今、求めているものがちがっているように思えても、どこからスタートしたかが違っているだけで、よく似た軌道にいる。
そんな人たちが、いっしょになるような気がする。

お互いの目が鏡。
お互いの身体が鏡。


鏡に映るものを見れば、自分が完成させようともがいているパズルのピースがわかる。
探そうともしていなかったピースが手にふれ、埋めようとも思っていなかった場所ができあがっていく。

今回、初めて出逢ったTさんと十時間以上すごして、そんなふうに思った。
お互いが引いたカードも。おみくじも。今のそれぞれの環境も。

Tさんの引いたカードの戒めの言葉は、自分の引いたカードの言葉より身に染みた上、おみくじの内容にもリンクしていた。
わたしのおみくじの言葉は、Tさんが、向き合おうとしている状況につながっていた。

そのほかにも、気づいたものの何倍ものメッセージが舞い降りていたと思う。
いつか、ツアーで交わした会話がよみがえってきて、

(あの日に答えが見えていたんだ)

と、しみじみ、晴れ晴れ、すがすがしく、爽快に、豪快に、思いだし、笑いだし、微笑まずにはいられない時が、ある日突然、風のように訪れそうな気がする。

自分の知らない自分を知る鏡。
見えない場所を見せてくれる目。


junpyさんの天河神社ツアーは、そんなサプライズギフトが満載だ。

メンバーとの出会いは、まだ知らない自分との出逢い。
メンバーとの会話は、長い軌道のどこかにいる自分との対話。
そのとき、気づいても、そうでなくても。


浜田えみな

(まだまだ、つづく)

次回、やっと「大門」でのランチタイムです!
大門で目に入るものは、その人のライフステージの焦点ではないかと思いました。
そのくらい、たくさんのことが起こります。

大門を舞台にたとえたとしたら……
誰のどんな行動やセリフが自分の心に響いたか。
目に入る何に心を奪われたか。

ランチのあとは、次のヤマ場、「みたらい渓谷」のトレッキングです。

天川村を後にしてからも、まだまだ盛りだくさん。
7月のツアー開始までに連載は完結するのか???

8月のツアー申込みが始まっています! → ★★★

※(注)オオヤマレンゲの自生地は、天河神社の境内ではなく天川村の別の場所です(笑)


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浜田 えみな

Author:浜田 えみな
こんにちは! ブログに来てくださってありがとうございます! H11生まれの長男と、H14生まれの長女の二児の母です。文章を書くことが好きなので、フルタイムで仕事をするかたわら、あれこれ書いています。H26年8月に薦められた短歌にハマり、現在その世界観を模索中です。よろしくお願いします。